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美容整形で採血はなぜ必要?何を調べる?梅毒・HIV・肝炎などの感染症検査も解説

美容整形の手術前に、「採血をします」と聞いて、

「美容整形なのに、なぜ採血が必要なの?」
「採血で何を調べているの?」
「梅毒やHIVの検査もするの?」
「健康診断を受けていれば採血は必要ない?」

と疑問に思ったことはありませんか?

豊胸や脂肪吸引などの美容手術も、身体に負担を伴う医療行為です。

特に麻酔を使用する手術では、見た目のデザインだけでなく、患者様の全身状態を事前に確認しておくことが重要です。

術前の採血では、貧血や肝臓・腎臓の機能、血液が固まる働きなどに加え、手術内容や施設の方針によっては、梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎などの感染症に関する検査を行うことがあります。

今回は、美容整形の術前採血では何を調べるのか、なぜ感染症検査を行うことがあるのかについて解説します。


美容整形で採血するのはなぜ?

美容整形で術前に採血を行う主な目的は、手術や麻酔を安全に行うために、患者様の身体の状態を確認することです。

手術前には、既往歴や服用している薬、アレルギー、喫煙習慣などについて問診を行います。

さらに必要に応じて血液検査などを行い、手術や麻酔を行ううえで注意すべき状態がないかを確認します。

つまり、術前の採血は単に「念のため」に行うものではなく、安全に手術を行うための事前確認の一つです。


術前の採血では何を調べる?

具体的な検査項目は、手術内容や麻酔方法、患者様の健康状態などによって異なります。

一般的には、以下のような項目を確認することがあります。

1.貧血の有無

血液中のヘモグロビンなどを確認し、貧血がないかを調べます。

貧血がある場合、手術や麻酔による身体への負担を考慮する必要があります。

特に脂肪吸引など、一定の出血を伴う可能性がある手術では、術前の全身状態を把握しておくことが重要です。

2.肝臓や腎臓の状態

血液検査では、肝臓や腎臓の機能を確認する項目が含まれることがあります。

肝臓や腎臓は、薬剤の代謝や排泄にも関係する重要な臓器です。

麻酔や手術で使用する薬剤を検討する際にも、患者様の全身状態を把握しておくことが重要になります。

3.血液が固まる機能

手術では出血を伴うため、血液が適切に固まる状態かどうかを確認する検査が行われることがあります。

また、血液を固まりにくくする薬を服用している場合には、手術や麻酔への影響を考慮する必要があります。

普段から薬を服用している方は、自己判断で中止せず、必ず医師に伝えましょう。

4.血糖値

血糖値を確認する場合もあります。

糖尿病などの持病がある方は、現在の治療内容や服用薬なども含めて医師に伝えることが大切です。


美容整形の採血で梅毒やHIVも調べる?

ここが気になる方も多いのではないでしょうか。

術前採血では、手術内容や医療機関の方針などに応じて、感染症に関する検査を行う場合があります。

代表的なものとして、

  • 梅毒
  • HIV
  • B型肝炎
  • C型肝炎

などがあります。

ただし、すべての美容手術で、すべての感染症検査を一律に行うわけではありません。

必要となる検査項目は、手術内容、麻酔、患者様の状態、医療機関の検査方針などによって異なります。


なぜ美容整形で感染症の検査をするの?

「美容整形なのに、なぜ性感染症まで調べるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

感染症検査を行う目的は、患者様の健康状態を把握し、手術を安全に行うための情報を得ることにあります。

また、医療行為では血液や体液への曝露が起こる可能性があるため、医療従事者側も適切な感染対策を行う必要があります。

そのため、手術前に感染症に関する情報を確認することがあります。

なお、感染症の検査は「性行為をしている人だけが受ける検査」というものではありません。

B型肝炎やC型肝炎、HIV、梅毒など、それぞれ感染経路や感染状況は異なります。

検査結果について不安がある場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。


梅毒やHIVの検査が陽性だったら手術できない?

検査で陽性という結果が出た場合でも、検査結果だけで一律に手術の可否が決まるわけではありません。

まずは、その検査が何を意味しているのかを確認する必要があります。

検査によっては追加検査が必要になる場合もありますし、過去の感染や治療歴によって結果が陽性になることもあります。

そのため、検査結果については医師から説明を受け、必要に応じて専門医療機関で詳しい検査や治療を受けることになります。


豊胸でも感染症検査は必要?

豊胸には、シリコンバッグを使用する方法や脂肪注入による方法などがあります。

いずれも手術や麻酔を伴う場合があるため、事前に患者様の全身状態を確認することが重要です。

感染症検査についても、手術内容や医療機関の方針などに応じて必要な検査が判断されます。

「豊胸だからこの検査」「脂肪注入だからこの検査」と一律に決まっているわけではありません。


脂肪吸引も採血は必要?

脂肪吸引も外科的な処置を伴うため、術前に全身状態を確認することがあります。

特に、

  • 貧血
  • 肝機能・腎機能
  • 血液凝固
  • 血糖値
  • 感染症
  • 服用している薬

などについて、必要に応じて確認します。

脂肪吸引では「脂肪を取るだけ」と考えてしまう方もいますが、身体への負担を伴う手術であるため、事前の健康状態の確認が大切です。

採血の結果を正しく伝えることも手術の安全につながる

術前の診察では、検査だけでなく問診も重要です。

以下のようなことは、医師に正確に伝えましょう。

  • 現在治療中の病気
  • 過去の病気
  • 服用している薬
  • サプリメント
  • アレルギー
  • 喫煙・電子タバコ
  • 過去の手術や麻酔
  • 過去に出血が止まりにくかった経験
  • 感染症の治療歴や検査歴

「美容整形だから、そこまで言わなくてもいい」と考えず、気になることも含めて相談することが大切です。


まとめ

美容整形では、どうしても「どんな仕上がりになるか」に目が向きがちです。

しかし、豊胸や脂肪吸引などの手術では、安全に手術を受け、術後の回復を適切に進めることも重要です。

術前の採血では、貧血や臓器の状態、血液が固まる機能などを確認するほか、必要に応じて梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎などの感染症に関する検査を行うことがあります。

採血は少し緊張するかもしれませんが、手術前の身体の状態を確認するための大切なステップの一つです。

ヴェルトラクリニックでは、患者様一人ひとりの状態を確認し、安心して手術を受けていただけるよう、必要な術前検査を行っています。

「なぜこの検査が必要なの?」
「検査結果について気になることがある」
「以前の健康診断の結果を使える?」

など、術前検査について疑問がある場合も、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。

※検査項目や検査の実施時期、手術の可否などは、手術内容、麻酔方法、患者様の健康状態、医療機関の方針などによって異なります。実際の検査内容については、診察時に医師へご確認ください。


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